映画『LIFE!』はASKアカデミーの『"気づく"ことが人生の成功を"築く”』にある「成功の原理原則」に則っているから面白い!
- tetsutetsutake
- 2023年1月3日
- 読了時間: 7分
更新日:2023年1月5日
みなさんは『LIFE!』という映画をご存じですか?
個人的に大好きな映画です。
以前、映画の王道ストーリーは「成功の原理原則」に則っているのか、記事を書いてみました。
その時、最後に1つの映画に集中した記事を書きたいと思っているんだと書きました!
やはり、その記事は自分の好きな映画で書きたい、そう思って今回、こちらの記事を書きました!
『LIFE!』を知らない人も、「成功の原理原則」にピンと来ない方も、この記事をみてどのようなポイントがあるのか考えてください!
<目次>
映画の『LIFE!』とは
『"気づく"ことが人生の成功を"築く”』にある「成功の原理原則」のおさらい
映画の『LIFE!』で特にポイントになるキーワード:正直
映画の『LIFE!』で特にポイントになるキーワード:冒険
映画の『LIFE!』で特にポイントになるキーワード:責任
人生は自分で作っていける
映画『LIFE!』とは
『LIFE!』はベン・スティラーが監督・主演を務める映画です。2014年の3月に公開された映画で、ベン・スティラーがカバンを持って道を歩くポスターが印象的でした。
ウォルター・ミティ(ベン・スティラー)は雑誌のLIFE社に勤める気弱で臆病な青年。(ちなみにLIFEという雑誌は実際にアメリカにあった雑誌ですが、すでに発行されていません。)編集部に想いを寄せる女性がいるのですが、彼は声をかけることができず、妄想の世界で活躍するさまを思い描いていました。
ウォルターは写真準備室で世界各国にいる写真家から写真のネガを受け取っています。
とある写真家からのネガが1つ足りていなかった事がすべての始まりです。
その最終刊に掲載する写真が、今回届かなかったネガでした。
ウォルターは小心者ですが仕事はきちんとまっとうしようとするタイプ。
最後の写真がない、とは言えないことに気が付いたウォルターは一念発起!
写真のネガを探す為に写真家に会おうとします。
…正確には、世界の様々なところで写真を撮っている写真家を追いかける形ですが。
最初の手掛かりは消印が押されている町でそこから世界中を巡ります。
写真家とのニアミスやそんなところまで行くの?という場所にまで足を延ばしていくウォルター。
その数々の経験が彼自身を変えていきます。
どれだけの成長だったのか、それは最後にわかるのです!
『"気づく"ことが人生の成功を"築く”』にある「成功の原理原則」のおさらい

少し前にASKアカデミーの松田友一氏の『"気づく"ことが人生の成功を"築く”』について記事を書きました。その記事のリンクを貼っておくので、ぜひ見てください。
上記の記事ではそれぞれの章について自分の考えなどを書いています。
どの章も大事だとは思うのですが、一番重要だと思うのは「成功の原理原則」についてだと思います。
全部で8つあるのですが、その項目は以下の通りです。
求めているものを明確に具体的に肯定的に決める
正直
自分を表現する
冒険
参加100%
責任
バディシップ
コミットメント
『LIFE!』では、主人公・ウォルターの成長と共に「誰にでもやり遂げる力はある」ということが伝わってきます。
もちろん、それは映画の中でウォルターが自分が写真家からネガを受け取るんだと決意するので、彼自身が会社から飛び出していくのです。
映画の『LIFE!』で特にポイントになるキーワード:正直
この「正直」は自分の目標に対して正直に向き合うことができるのか、という意味での正直です。
どんな時でも「これ以上はできない」と感じたとき、「それでも自分はこの目標を達成したいんだ」と思えるかどうか、ということです。

ウォルターにとって、「成功の原理原則」の最初の1つ「求めているものを明確に具体的に肯定的に決める」は映画の最初から身についています。
オフィスでは「気になる人に話しかけられるような自分になりたい」ということ、旅に出るきっかけに対しては「自分がネガを見つける為に写真家に会う」ということが、ウォルターの求めているものです。
ウォルター的には「写真がないと困る」という意識があるのかもしれませんが…彼は旅先で聞き歩きます。
カメラマンが来ていないか、この辺りで写真を撮っていなかったか…と、言葉が通じない場所でも身振り手振りでコミュニケーションを取っていきます。
ウォルターの根底には「自分に自信を持って人生を楽しめるような自分になりたい」、「周りの目を気にしない自分になりたい」という気持ちが潜んでいます。
自分に自信があれば、オフィスでも昇進できるし気になる人に話しかけられる、のです。
そう、それこそ、妄想の中の彼自身のように。
ウォルターは自分にとって大事なポイントである自信をつけるということに対してとても正直です。
自信がないと通じるものも通じないし、こちらの言い分を聞いてもらえない経験から「自分の望みをしっかりと口に出してそれに対して正直に現状を伝える」ようになっていくのです。
映画の『LIFE!』で特にポイントになるキーワード:冒険
『LIFE!』のテーマとして自分に自信を持って人生を楽しむ事が含まれていると私は考えます。
同時に、世間一般と同じでいいじゃない、と思う人に「本当に?」と問いかけていると感じています。
「成功の原理原則」の「冒険」は1つ目の項目「求めているものを明確に具体的に肯定的に決める」で決めたことを成し遂げるために「いつもの自分から一歩を踏み出しているか」という項目です。
ウォルターに関しては、まさしく、今までの彼では「写真家に会ってネガの行方を聞く(しかも世界のどこにいるかわからない写真家から)」事はできないでしょう。
彼が本当にすごいことは今までの自分はできなかったからと言って諦めないことです。
自分が今までやってきていないことにたくさん挑戦して写真家を探し続けます。
まさしく、それまでの人生で踏み入れなかったところに(物理的にも)足を踏み入れて行くからこその出会いや経験があるということが分かります。

徐々に表情すら変わっていくんですよ。(演じてるベン・スティラーは本当にすごいと思います!)
自信がついていくというか「こんな経験もした自分だから大丈夫」という気概というか…。
ちょっぴり分かります。
これができた自分だからこれもできる、という少しずつ自分の許容量を増やしていくというか。
「コンフォートゾーン(居心地のいいところ)」から出ていく「冒険」こそが望むものに繋がる、そんなことが暗喩されているように思います。
映画の『LIFE!』で特にポイントになるキーワード:責任
ウォルターのすごいところはちゃんとやり遂げる責任を持てるところです。
確かに自分が「やる」と言ったので「自分の発言に責任を持っている」んだなと思います。

案外、これが難しいんですよね。
私は出来るだけ言ったことはちゃんとやる「有言実行」を心がけていますが…最初に言っていたことから形を変えることがどれだけ多いことか(苦笑)
覚えがある人もいるのではないでしょうか。
でも、その中で、ウォルターはちゃんと「写真家に会ってその結果を報告」しに会社に戻りますし、「気になる人に話しかけられる自分」になります!
映画の冒頭を思い出すと、ウォルターの変化がわかります。
妄想じゃないんです。彼が、自分でその行動を起こしているんです。
自分が掲げた目標に対して責任を果たす…それをやり遂げたからこそつかみ取った未来があるんですね。
人生は自分で作っていける
映画の『LIFE!』はコメディタッチの利いた、人生について考えさせられる作品です。
それこそ「もし自分がこうだったら」の「たられば」ばかりを考えていた主人公が、思い描いていたことを実行できるまでに成長するのです。
やはり、『"気づく"ことが人生の成功を"築く”』にある「成功の原理原則」は(仮に一歩を踏み出したのは成り行きだったとしても)ちゃんと当てはまるんだな、と感じました。
特に、この作品は「人生」がテーマです(タイトルがそもそもそうですね!)
自分が思い描くように人生は作っていける、それを見せてくれているのがこの映画だと思います。
それに必要な事は、自分の人生を変えていく勇気と冒険する心もち!
そしてそれは、結局、「成功の原理原則」に集約していくのですね。
私も、自分の人生を作っていくための勇気と冒険を忘れずに、これからも生きていきます!
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