フェアトレードって何だろう?なぜ始まったの?チョコレートや紅茶は有名だけど他にもあるの?
- tetsutetsutake
- 2023年4月20日
- 読了時間: 5分
更新日:2023年5月11日
少し流れに乗り遅れているかもしれませんが、フェアトレードに興味を持つようになってきました。
そもそも、フェアトレードってなんだろう、と思う方も多いのではないでしょうか?
言葉としては聞き覚えはあるけれど、具体的な事は何も知らない…というのが私でした。
似たような人は多いのではないかしら…?
興味を持ったことも何かのきっかけ、ということで。
今回はフェアトレードについて、歴史や価値、そしてチョコレートや紅茶以外にも商品があるのか、調べてまとめていきます。
<目次>
フェアトレードに興味を持つようになったきっかけ
フェアトレードとは?いつからはじまったのか?
フェアトレードは価値がある?
フェアトレードはチョコと紅茶と他には?
フェアトレードを知ってもっと身近に
フェアトレードに興味を持つようになったきっかけ

何事にもきっかけはあります。
私も、フェアトレードに興味を持つようになったきっかけがありました。
それはずばり!
バレンタインの頃のチョコレート、です!
あいにく、チョコをあげる男性はいませんでしたが…(来年には!来年には彼氏作ります!)仲のいい友達にあげる友チョコを探していました。
女子だからこそ、ちょっといいやつを日ごろの感謝を込めて贈りたいな~、と思ったわけです。
でもね、周りの友達と被るのは嫌なんですよ!
だから、自分のしか選ばないものを探していた時にフェアトレードのチョコレートを見つけて「これだ!」と思ったんです。
その後、ちょっとずつ調べてきたものをここにまとめていこうと思います。
フェアトレードとは?いつからはじまったのか?

まず、フェアトレードの言葉を調べてみます!
日本語にすると公正取引。
公正取引委員会、とか、そういう団体があった気がします。
でもこの団体は日本の団体のはず。
フェアトレードは私が知っている限りでは国際的な動きなのできっと私の勘違いです(笑)。
そこで、私の知識ではなく、Googleに相談しました。
Fairtrade Japan(フェアトレードジャパン)によると、フェアトレードは以下の意味があるそうです。
フェアトレードとは直訳すると「公平・公正な貿易」。つまり、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」をいいます。
貿易のしくみとして成り立つようになるためには、それなりの歴史や試行錯誤があるだろう、と私は想像しました。
まあ、「貿易」ほど大きくなくても、何かのしくみを作ってそのしくみが意味を持って動いている、って結構すごいことだと仕事を通じて実感があるので!
調べていくと、最初はだいたい80年ぐらい前。1947年のNGO団体がきっかけだったみたいです。
アメリカのNGO団体の女性がプエルトリコ(カリブ海の小さな島国)の工芸品を購入し、フリマで販売し始めたこと、と言われているみたいです。
ただ、この頃はまだ「慈善」の立ち位置だったようで、今の形に変化してきたのは1960年代に入ってからだとか。
今までの貿易のしくみではなく、弱い立場の生産者たちの自立を促す。それを主たる目的に据えた「オルタナティブ・トレード」が確立します。
既存の貿易ではない、別の取引…として「オルタナティブ・トレード」は発展しますが、さらに1980年代になり新たな問題が浮上しました。
それは「品質」です。
「オルタナティブ・トレード」が主流だった時代、品質は二の次でした。
しかし、一般的な、他の製品と競争していくためには品質向上が必要不可欠になったのです。
そこで、品質にもきちんとこだわり、生産者の自立と共により多くの人に認知されるようにしたのがフェアトレードとなります。
フェアトレードは価値がある?

フェアトレードの歴史について書いてきました。
元は慈善の意志から始まった活動が、今は「いいもの」を「生産者」と「消費者」、双方にとってメリットがあるようなしくみである、とわかります。
全く同じものが2つあったときに、何に「価値あり」と感じるのか、ということかもしれません。
というのも、正直、自分と他の人が「価値あり」と感じるポイントは本当に十人十色だな…と思っているからです。
ハイブランドに「価値あり」と思う人もいれば、有機栽培であることに「価値あり」と思う人もいるように…フェアトレードに「価値あり」と思う人もいるでしょう。
ちなみに、私は「(美味しくて)いいものを生産者にも還元できるしくみ」であるフェアトレードには「価値あり」と感じています!
確かに少し割高な場合もありますが…それによって話題性も自分のお金の行き先も少しわかるのであれば、よいのかな?って思っています!
フェアトレードはチョコと紅茶と他には?

フェアトレードというと、チョコレートや紅茶、コーヒーのイメージが強い気がするのは私だけでしょうか?
でも、フェアトレードのはじまりからも分かるように、最初は工芸品だったようです。
フェアトレードジャパンのサイトには、製品一覧があります。
取り扱いブランドになっていますが、カテゴリを見ているだけでも、実は多種多様な製品がフェアトレードで扱われていますね!
個人的に驚いたのは、「花」ですね!
花みたいに鮮度が問われるものもフェアトレードできるんだ、という目から鱗な感想を抱きまして。
保存がきかないものでもフェアトレードできるんだ、という新鮮な発見でした!
フェアトレードを知ってもっと身近に
フェアトレードについて調べたものをまとめてみました!
最初がそもそも手工芸品の買取から始まっていた事、フェアトレードになる前に「オルタナティブ・トレード」の考え方があったことなど、知らなかったことがたくさんありました。
何に「価値あり」と考えるかは人それぞれですが、私は「いいものが自分も生産者もハッピーに」することは「価値あり」だな、と思います。
また、チョコレートや紅茶、コーヒー以外にも花やバナナなど、鮮度が重要なものにもフェアトレードが拡がっていることに驚きました。
意外と身近なものもフェアトレードだったので、機会を見つけて探すようにしてみようと思います!
まずは、朝飲むコーヒーをフェアトレードのものに変えてみようかな?!
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