『ことばあそびうた』小さい頃の楽しい思い出!今でも心に残るものは何?
- tetsutetsutake
- 2023年5月29日
- 読了時間: 4分
更新日:2023年5月30日
言葉遊びって子供の頃好きでした。
音の感覚などで覚えるからだと思うのですが…今でも覚えているフレーズだったり、印象深かったものだったり…心に残っているものがあります。
なかでも、幼少期に楽しく読んでいた本のひとつとして『ことばあそびうた』がありました。
印象的な絵本で、言葉が楽しくてよく口ずさんでいた思い出があります。
大人になっても心に残っている物は自分の成長に確かに影響を与えているのだろう、と思います。
そこで、今回は思い出を振り返りながら『ことばあそびうた』のことを書いてみようと思います。
<目次>
『ことばあそびうた』とは
思い出深いことば ののはな
思い出深いことば このへん
『ことばあそびうた』は面白い!
『ことばあそびうた』とは
『ことばあそびうた』は谷川俊太郎さんが詩を書いて瀬川 康男さんがイラストを描いています。1973年を初版に、今でも子供たちの心をきっと掴んでいるだろう、ロングセラーです。
絵本というよりも、詩集(谷川俊太郎さんは詩人です)に絵が添えてある、という方が適切かもしれません。
いま改めてみると、実に味のあるイラストだなぁ…と感じます。
子供だから、はっきりしてるこういうイラストに惹かれたのかしら?
と思う反面、目で見ながらも心に残るのは、音だった…みたいな感じがあります。
不思議な魅力に溢れていることは、間違いないですね!
思い出深いことば ののはな
ことば、というよりも、正確には「詩」になるのですが…。
その1つに「ののはな」があります。
漢字にすると「野の花」!
(こんなイメージ?)

詩の用語でいうならば、一連四行詩…4つの行だけでできている詩です。
その中で私の記憶に残っているのは、以下の二行!
なずななのはな なもないのばな
引用:『ことばあそびうた』~ののはなより
「なずな」を覚えたのは間違いなくこれがきっかけです。
子供の頃は音だけ覚えていて、小学校高学年ぐらいでようやく名前と実物が一致しました(笑)。
全編、ひらがなで書かれている詩集ですが、ひらがなの読みにくさも含めて子供の頃は楽しかったんだろうな…と思います。
「なずな」と「なのはな」の間にみえない点があるんだよ、とお母さんに教えてもらったような記憶がうっすらと…。
大人になると自然と単語で分けて読みますが、子供はその練習をしているんだな、と感じる思い出です。
思い出深いことば このへん
実は、「このへん」は2冊目の方、『ことばあそびうた・また』に収録されています。
この記事を書くにあたって確認していて気が付きました!
私の中では同じ本に入っていることになっていましたが…。
今考えるとイラストというか、全体的な長さというか…『また』の方が長いんですよね。
一連で終わる詩ではなく、三連ほどある詩もでてきます。
「このへん」も三連詩なのですが…。
全て、「このへんどのへん」から始まっています。
同じ音から始まるだけで記憶に残りますよね。
その中で記憶に一番残っていたのは、こちら!
このへんどのへん ミュンヘン ぺんぺんぐさも はえまへん
引用:『ことばあそびうた・また』~このへんより
「ミュンヘン」は大人になったらわかります(笑)
ドイツにある都市の名前です。
子供の頃は「そこどこ~」という気持ちだったような記憶です。
ぺんぺんぐさは雑草という意味だとするとますます「そこどこ~」でした。
「ぺんぺんぐさってなあに?」と大人に説明を求めた記憶もありますね!
なずなの茎から伸びているハート形の種をすこーしはがして、茎をもってでんでん太鼓を回転させるようにくるくると回すとかすかに音がするんです。
それで「ぺんぺんぐさ」という…と当時聞きました!

誰が教えてくれたのか定かではありませんが…そういうことらしいです(笑)
子供の頃の感動って、大人になっても覚えている物ですね!
『ことばあそびうた』は面白い!
『ことばあそびうた』はやっぱり面白いな、と改めて感じました!
それに、子供の頃から記憶はけっこう残っているということにも改めて気が付きました。
思い出深い絵本は大人になると身近な子供に読んでもらいたいな、と思いますね!
親戚のちびっこと今度読んでみるのもいいかもな~、と思いました。
大人も子供も楽しめる、そんな『ことばあそびうた』はおすすめです。
手に取ったことがない人はぜひ手に取ってみてください!
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