バレンタインでチョコを送るようになったのは何がきっかけだったのか?
- tetsutetsutake
- 2022年2月11日
- 読了時間: 3分
もうすぐバレンタインですね!
今年はどうしようかな、友チョコ送ろうかな?自分へのご褒美チョコを買おうかな…と思考している今日この頃です。
私から本命チョコを送る人はいないのか?…と聞かれそうなので先に言っておくと(笑)
あいにく、今はそのような方はいません~。
でも、この季節になると店頭に並ぶチョコに目移りしてしまいます!
バレンタインと言えばチョコ、というのは日本のお菓子メーカーの戦略だった、という噂はまことしやかに囁かれていますが…真相、しっかりと調べたことはありませんでした。
思い立ったが吉日!ということで、バレンタインと言えばチョコ、になった真相を調べてみようと思います!

バレンタインが日本で広まったのはいつから?
バレンタインが日本に入ってきたのは20世紀のことのようです。
それも、第二次世界大戦後の1956年だとか。
思っていたよりも最近で、逆に驚いています!
しかも、この時はまだチョコレートではなく、海外に倣ってプレゼント、だったそう。
バレンタインが活発になったのは昭和30年代後半から…ってことですが、昭和30年は西暦1955年だそうです。つまり、西暦で言うと1960年代に入ってから、ということですね!
…それでも、これ、今からざっと60年は前ですから、私たちの祖母の世代あたりに活発になり出したのかもしれません。
そして、昭和40年代(1965年~)ではバレンタインにチョコレートを渡す、という習慣が広まったようです。
バレンタインにチョコ、となったのには諸説ある?!
じゃあ仕掛け人は誰だ?!となると…どうやら諸説あるらしいようです。
1985年の時点で日本ココア・チョコレート協会の方が「起源はわからない」と新聞に掲載されたとか。先ほどのバレンタインが日本に広まってからわずか20~30年なのに分からなくなってしまうほど混迷を極めたのかな、と当時に思いを馳せました(笑)
今の世界のように個人が気軽に何かを残してそれを公にできるところはほぼない世界、と考えると、自分がそうだ!と根拠もなく主張したところもあったのかもしれませんね。
その中で、2つほど有名な説があるので紹介します!
1 神戸の「モロゾフ」発祥説
モロゾフ、美味しいです!
手土産などでも使われていると思うのですが、焼き菓子の詰め合わせ、最高です!
…て、そうではなく(笑)
1936年、神戸で外国人の方向け英字新聞「ジャパンアドバイザー」にバレンタインのプレゼントとしてチョコレートをおすすめする広告を掲載したから、と言われています。
外国人向けだったものが日本でも広まった、という考えですね!
でもこれ、戦前のことなので、どこまで広まっていたのだろうか?と個人的には疑問が残ります。
2 「メリーチョコレート」発祥説
もう1つの説は1958年にメリーチョコレートがキャンペーンを始めた、というもの。
新宿の伊勢丹で「バレンタインフェア」を開催し、他のお菓子メーカー(森永、など)が数年のうちに追随するようになった、というものです。
チョコレートならば手軽に渡せるのでは、という思惑も、洋菓子を広めるためには若い世代(バレンタインは小学生高学年から高校生の間で流行っていき、大人にも浸透していったそうです)をターゲットにしよう、という考えも分かりますね。
バレンタイン=チョコ、存分に楽しみます!
経緯はどうであれ、バレンタインと言えばチョコレート、という図式が日本の中で出来上がり、それが定着して文化になった(それも、60年とかそれぐらい)と考えると、今流行っているものもそのうち文化として定着するのかもしれないですね!
いろいろな味や見た目のチョコがあるので、それを見ているだけでも楽しいし、それを自分でも食べて楽しむことができるって最高だな、と思っています!
バレンタイン、存分に楽しみましょう!
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