トンガの噴火から半月。火山大国として日本の役割を考える
- tetsutetsutake
- 2022年2月4日
- 読了時間: 3分
2022年になって一月が終わりました。
気が付いたら1か月過ぎていたようにも感じています。
個人的な出来事はもちろんなのですが、衝撃があったのは、なんといっても太平洋の島国・トンガの火山噴火です!
久しぶりに津波の心配を切実にしました…。実際、アラートも出ていましたよね…。
火山の噴火といえば、アイスランドでの火山噴火(2010年、12年も前のことなのに衝撃がすごくて覚えています)や日本の御嶽山(2014年、山間部出身なので他人事ではなかったです)を思い出します。
トンガの噴火から、火山大国日本の役割といいますか、できることを考えてみます。

噴火の規模が違うけれど
今回のトンガの噴火は、まずもって規模が違います。
先ほどのアイスランドでの火山噴火では、ヨーロッパの空港が閉鎖されるなど、かなり大きな経済活動への影響が出ていました。
トンガは島国なので周囲への直接的な影響は少なかったのでないかと思いますが…。逆に、国内への影響が計り知れなかったのだろう、と直後の報道を見聞きして感じました!
遠く離れた日本まで津波が届くレベルの衝撃だった、と考えると(日本とトンガの距離は約8000km!)その威力がいかに大きかったか、分かると思います。

蓄えてきた教訓の量が違う
それじゃあ日本の役割ってなんだよ、と考え始めますが!
火山大国日本、普通に地面を掘ると温泉にたどり着くって、私たちにとっては当たり前ですけど他の国では違うそうです。
日本には活火山が107山あって、それは世界の活火山の7%になるとか!
出典: 世界有数の火山国、日本
これだけの火山があれば、火山災害の知識の蓄えも他の国よりも多くあります。
発生してしまったものはどうしようもないので、これからどうするのか、今までの経験や知識面でのサポートは絶対に必要になると思います。

順次、復興度合に応じて、日本の知識も求められてくるのではないか…そう思えるのです。
日本の役割は、多岐にわたる!
日本の役割は多岐にわたると思います!
まずは 1) 災害に関わる知識と経験。
こちらは災害支援(国内で多数やっている)実績をベースに、ぜひ活躍してもらいたいですね。
次に2)直接的な支援事業。
先ほど、日本赤十字社やユニセフの支援が始まっている事を話しました。
政府からの支援も、要請に応じて手配されていくでしょう。
最後に 3) 防災を意識した復興。
3.11の教訓やその時の経験は、復興の観点からも実に多くの見識を与えてくれることでしょう。
何よりも、似たような経験をしているということは、その分だけ寄り添える、ということです。これから何よりも必要になってくるでしょう。
いつもの日常に戻るために
大きな衝撃を受けた出来事でしたが、日々の生活の中では他国の出来事は埋もれていってしまいます。
日本国内のニュースですら、しっかりと見ていない日もあるぐらいですから!
それでも、現地では今も懸命に生きている人がいるんだな、と思うと、いつもの日常に戻るために尽力している方々に感謝を捧げたくなります。
噴火から半月、まだまだホットな話題なので、注視していきます。
Σχόλια