ひな祭りと言えばひな人形!いったい何のための人形なのか
- tetsutetsutake
- 2022年3月3日
- 読了時間: 3分
3月3日はひな祭り!
女の子のための日とか、女の子の成長を祝うとか、聞いたことがあるような気がします。
私も、子供の頃は雛あられを楽しみにしたり、母と一緒にちらし寿司を作って楽しんでいた思い出があります!
最近はちらし寿司とケーキの日、というイメージですが(笑)
すっかり食欲に取りつかれています、あはは…。
ところで、ひな祭りには欠かせない、ひな人形。
いったいなぜ飾っているのか、なぜ「お内裏様」と「お雛様」はあんなに着飾っているのか、疑問に思ったことがある人も多いのではないでしょうか。
私もそんな1人です(笑)
そこで、今回はひな人形ついて、調べてみたいと思います!
なぜ飾る?ひな人形が持つ意味

男の子のお祭りであるこどもの日(端午の節句)と対になるのがひな祭り(桃の節句)なのかしら、と勝手に考えていますが。
何事にも意味があるから続いていると思います。
調べてみたところ、ひな人形は女の子の健やかな成長への願いが込められているそう。
けがや病気をすることなく元気に育ってほしい、そんな願いを込めて女の子に送られるものなのですね。
そんな願いがひな人形に込められていたとは!
漠然と、何か意味があるんだろうな、で終わっていました…。
ひな人形の人形たちの役割は?
お雛様が着ているものが十二単のようだから、きっと平安ぐらいの時代がベースなのではないか、と考えていました。
どうやら予想は大体あっていたみたいです!
…が、その前に。
「ひな祭り文化普及協會」によりますと。
男雛と女雛の一対で内裏雛(だいりびな)といいます。仲睦まじいのでお二人で一つの名称なのですね。童謡「うれしいひなまつり」の歌詞から男雛を「お内裏様」、女雛を「お雛様」と一般化して呼んでしまい俗称となっています。
お内裏様とお雛様、って歌われているのでそれが名前だと思っていました!
正しく伝わらない、言葉の意味が変わるというのはこういうところからスタートするのか…と目の当たりにしました。
2体そろって内裏雛ということですが、内裏って何を指すのでしょうか。
内裏、というのが平安京での天皇の私的空間を示すそうです。
天皇陛下をモデルにした、というわけではなく、願いとして生活に困らないことや幸せになることはお金がある、というものが込められているからと考えられます。
いつの時代も女の子はプリンセスに憧れるんです(笑)!
あんな御姫様になりたい!って願望を持っているんです(笑)!
そんなプリンセスな女雛には、お付きの方がいますよね。それが三人官女ということだそうです。
手に持っている道具も普段使いそうなものを持っています。
何を持っているのか、じっくり見てみると面白いかもしれません。ぜひ!

今も昔も、女の子に不自由なく過ごしてほしい、と願いが込められているのがひな人形であるということが分かりました!
最近はひな人形も核家族化…
私の母が子供の頃は、「たのしいひなまつり」の童謡にあるような5段のひな人形が一般的だったそうです。
お家によっては7段をお持ちの家もあったとか。
ですが最近は場所と保管の問題等を解決するため、段は少なくそしてコンパクトになってきています。
大型スーパーなどの催事場で執り行われているフェアを見て歩くと傾向が分かりやすいですね!
そして中には「内裏雛」だけの1段のひな人形も多く見受けられます。
そうか、ひな人形も核家族化か…
という思考が頭を過りました(笑)
時代と共に移り変わりながらも愛され続けているひな人形。
日本の素敵な文化として残っていって欲しいですね。
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