11月の第4木曜日はサンクスギビング!…それって何だろう?
- tetsutetsutake
- 2021年11月25日
- 読了時間: 3分
更新日:2021年11月30日
私の会社は、海外の様々な国と取引を行っています。
その時に気を付けたいのが各国の祝日です。
中国の春節は1週間から10日ほど「誰とも連絡が取れない」ことになりますし、これから来る冬のホリデーシーズンはクリスマス休暇で欧米諸国の動きが止まっているうちに日本は年末年始を迎えるという、タイミングを間違えると2週間以上物事が滞ります!
なんと、11月の末はアメリカで数日祝日により動きが止まるのです。
それが、「サンクスギビング」!
11月の第4木曜日…になるのですが。
そもそもサンクスギビングって「誰に何を感謝している」のでしょうか?
調べてみました!
サンクスギビングは誰に感謝をしている?

Thanksgiving
そのままだと「(私に)与えてくれてありがとう」ですよね?
何に感謝しているのでしょうか?
調べてみると、正式名称は「Thanksgiving Day」と言うそうで、日本語に直すと「感謝祭」となるとか。
ますます、誰に感謝しているんだ?
と頭をひねりたくなります(笑)
なんと、感謝先は「ネイティブアメリカン」!
アメリカ大陸の先住民です。
1620年、冬のさなかにアメリカ大陸へたどり着いた入植者たちは、無人の村を住みかとします。しかし、彼らが持ってきた小麦などは育たず、多くの入植者が命を落としました。
彼らの命をつないだのは、その場を訪れたネイティブアメリカンだったのだそうです!
なぜ「11月の第4木曜日」?

ではネイティブアメリカンが訪れたのが11月だったのか?と思うのですが、どうやらそれも違うみたいです。
収穫を祝う秋のお祭りとして長年お祝いを続けていたそうですが、祝日に制定されたのはリンカーン大統領の時代だそう!
祝日にしよう、という動きはもっと前からあったそうですが、法律で祝日に制定されたのは熱心にリンカーン大統領を説得した人がいたからだとか。
何かと歴史に残ることを行っている大統領だったんですね。
参照:感謝祭 11月第4木曜日
サンクスギビングって何をする日?

一言で言い表すならば「家族が集まってその時しか食べないごちそうを食べる日」でしょうか…?
これって、すごく、「お正月」みたいですね!
七面鳥の丸焼きやスタッフィングは家族によって味が違うそうですし(お正月のお雑煮が家庭によって違うのと同じ感じですね!)、その日しか食べないごちそう、ってのもおせちと同じ感じがします!
最近のお正月は友達で集まって年越し、なんてこともありますから、それを考えたら学生や若い世代が友人たちとサンクスギビングを過ごす、なんてこともあるのかもしれないですね!
美味しいものをたらふく食べよう!
収穫に感謝し、祖先を導いてくれた存在に感謝して…歴史が浅いといわれるアメリカ発祥ですが、その心は日本でも通じることがありますね!
遠く離れた国の祝日ですが、共通点を見つけることができて、いろいろな視点って大事だな、と感じました。
と、いろいろ言いましたけど、秋は食欲の秋でもあるので!
「感謝」は忘れずに、秋ならではの味覚を味わっていきたいと思います!
Comments